2018.10.11
ACS letter 2018.10 ④もしもの時の防災対策!!
こんにちは、獣医師の有馬です。
今年は、各地で地震、台風などの災害が異常に多い年ですね!この神戸の地域は、過去には大きな地震災害もあり、いつ南海トラフの影響で大きな地震が起きてもおかしくない地域です。そんな事は皆さんよくわかっていることですよね。
では、
犬ちゃんのための防災対策はしていますか?
お恥ずかしい事に私自身、我が家のわんこのために 防災対策ができていません。今回、
皆さんと一緒に防災対策についてしっかり考えていきましょう。
準備しておきたい災害グッズ
□ 食べなれているフード・飲料水・食器
(最低でも1週間分を目安に用意しましょう。)
□ 病気療養中の場合は予備の薬
□ ペットシーツやトイレセット
(水を吸うのでタオルとしても使えます)
□ 飼い主さんの臭いのついた布やブランケット
(不安な環境なのでワンちゃんが落ち着けるように)
□ タオル・ウエットティッシュ・ポリ袋
(タオルは防寒アイテム、ポリ袋は水を運ぶ時やワンちゃんがトイレをした時に
使えます)
□ 鑑札・迷子札
□ おもちゃ
(ワンちゃんも、とてもストレスを感じます。気晴らしにおもちゃは必須)
□ クレートやキャリー
(安心できる場所を確保、布で包むと視線や音を遮ることができます。
夜は、クレートの中で寝ることができます。)
□ 首輪・リード・ハーネス
□ 水のいらないシャンプー
しつけ・健康面で備えておくこと
□マイクロチップの装着と登録
(迷子札、鑑札は取れる可能性があるので、マイクロチップを装着すれば
さらに安心です。)
□ノミ・マダニ予防
□予防接種と飼い犬の登録
□同行避難についての避難所のルールを自治体に確認
□クレートトレーニング
(自分の安心できる場所があるとストレスも軽減します。)
□トイレ・おすわり・マテ等のしつけ
(同行避難では、周囲の人へ魅惑にならないように心掛けが必要です。
みんながワンちゃんを好きなわけではありません。)
避難所は限られたスペースでいろいろな方が集まります。ワンちゃんに癒される方もいれば、ストレスを感じる方もいると思います。周囲の方へ迷惑にならないように 日頃からしつけを含めた準備をしておきましょう。